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2014年9月6日土曜日

AI-RTS 人工知能によるリアルタイムストラテジー

Web上で簡単に人工知能を実装してモンスターと戦わせるゲームを実装中です。



まだインターフェイスやデザインを作っていないので見た目がへぼい・何が起きているのか分からん・内容が薄いですがコアとなる内部ロジックが完成したのでデプロイしました。


AI-RTS

Html5 & JavaScriptなのでInternet Explorer以外では動くと思いますが未確認です。

リアルタイムストラテジーと書きましたが、リアルタイムに戦略を考えるのは人工知能です。
コンセプトは、プレイヤーは人工知能をセットして、実際の戦闘は眺めるだけ、という感じです。
AIを書くウィンドウはこんな感じ。

http://ai-rts.appspot.com/

見た目はおいおい考えます。
言語はJavascriptです。


プレイヤーがセットしたコードはフレーム毎に呼ばれ、キャラはそれに従って攻撃したり移動したりします。

戦闘画面はこんな感じ。


......今のところデザインとかグラフィックスは適当なので何が何やら分からない感じになっています。
開発中の画面というのはこういうものです。



あと、成長要素みたいなのも取り入れて、技をアップグレードするみたいなシステムも実装予定です。


ちなみに私のPCだとデバッグ用にbombの攻撃力を100にしていたりします。



こういう類のゲームは中身よりも外見の方が大事だというのは分かっているので、デザインを誰かに頼む予定です。




2014年5月6日火曜日

Kinectを使った指揮者体験

音楽なんて全く分からない素人だけれども、一回オーケストラの指揮をしてみたい!

そんな方は多いんじゃないでしょうか。題名のない音楽会なんてのもありますし。

そんな夢を叶えるアプリがあります。



クラウドソーシングの形でネットから音源を取ったり自分で作ったりしたものを組み合わせて曲を作れる。それにKinectで取得したジェスチャーに結びつけて指揮を可能にする、ということのようです。Kinectを持っている方は試してみては?PCはこんなに必要ないので。

簡易版ですが、オーケストラの指揮のような非常に機会の限られる経験を可能にするというのは面白いですね。簡易版と言いましたが、音色や曲から作れるし、ジェスチャーでリアルタイムに指示を出すことも出来るので本当に指揮者のようなことが出来、強いこだわりを感じます。ちゃんと音楽してます。

やっぱりkinectのような実世界にせり出して来るようなインターフェースは面白いですね。身体性というのでしょうか。

こんなアプリを作りたいです。

2014年4月28日月曜日

自動作曲所感

自動作曲ってどこまで可能なんでしょう。

今ある自動作曲というのもかなりのクオリティの「楽譜」を作ることができるようです。試したことのない方はこちらより試せます。

Orpheus

これらの、現状の自動作曲とは素晴らしい音楽をボタン一つで作製するというものではなく、簡単な音楽を簡単に作れるようにするというものです。

さて、とりあえず現状どんな用途がありますでしょうか。

上記のように簡単な音楽は本当にボタン一つで作れてしまいます。例えば面白いフリーゲームを作りたいけどBGMが作れないという時にはかなり便利だと思います。今まではフリー素材を使うしかなかったのに対して一応?オリジナルの曲を用意できます。

そういう意味で非常に意味のあるアプリケーションでしょう。一部の人しかできなかったことをオープンにするというのは気持ちのいいものです。

また、元々作曲をしているという人にも有用なもののようです。適当に作曲させて面白いフレーズが出てきたら自分の曲に使うことができます。

産業的なインパクトは結構大きくなっていくんじゃないでしょうか。だけれども「自動作曲」の名を冠するには大きな懸隔があるように思えます

…というのはクラシカルな音楽が好きな人間だけでしょうが、それでも言わせて下さい。

いまの自動作曲が単独でアートを作ることはないでしょう。アートというと表現するということですが自動作曲のアルゴリズムにそういうものはありません。(そもそもアルゴリズム単独でアートというのが可能なのか。)「元気な」とか「ロック」とかの指定は出来ますが。

CGにおける河口洋一郎先生のような方も出て来るかもしれません。しかしそれにはツールを設計するところまで含めてのプロセスになるでしょう。

また、作曲というのは音程とリズムだけではありません。そういう曲ももちろんいくらでもありますしそれらも音楽ですが、曲想や音色と切り離して音程・リズムがあるというのはちょっとしっくり来ません。現状このあたりは暫定的にツールが用意したパターンを引き出しているだけですが、これらもアルゴリズムで計算できないものでしょうか。

今の人工知能一般の限界として、人間が評価するものは人間の方がうまく作れるんでしょうね。将棋とかなら勝ち負けという与えられたルールがありますが、音楽において良い音楽というのを定式化するのは非常に難しいです。そもそも良い音楽を作るのが目的じゃないという人もいるでしょうし、うーん。

結局、クオリティを求める音楽は自動作曲をツールとして使っても人間が作ることになります。それでも万々歳ですがコンピュータの人としてはもう少し威張りたいものですね。


でもやっぱり、世界に一番インパクトを与えるアーティスト?というのは初音ミクになるでしょう。その初音ミクの楽曲に豊かさをもたらす技術というのはやはり偉大だと思います。

とりあえず10年後、どうなるか。